2008年06月12日

海堂尊:著「死因不明社会」




 へにょへにょ。本日ちょっと体力が残り少な…(ぱたり)

 …しかしレビュー。2008年に読了した本29冊目、海堂尊:著「死因不明社会」講談社ブルーバックス:刊。

 「チーム・バチスタ」で登場した白鳥氏をナビゲーターにして、現代日本の解剖率の問題や死因特定のための検査の構造的不備を説き、「AI(死亡時画像診断)」の導入のメリットと可能性を検証する…という本書の流れ、実は「チーム・バチスタ」において白鳥氏が提唱したことどのまんま。
 しかし、本書のほうは統計的データや医学現場の様子などを詳しく交えて書かれており、実際にどういう状況にあるのか、AIの導入は現実的なのか、医療現場の立場からはどうか、法整備の立場からはどうかなど、多面的に理解できるようになっている。

 …んだけど、白鳥氏がナビゲートしているだけに、どこからがフィクションでどこからが海堂氏自らの主張なのか時々迷うことになっ…(爆)
 もしかして読み方間違えてますか…?

 白鳥氏の人物像がフィクションなだけで、内容的にはすべてドキュメントのはずなんですけどね…キャラクターのインパクトが強すぎる…。
 真面目に読んで真面目に内容を受け止めましょう(自戒)、といったところか。
 ただし、白鳥氏のお陰で固くなりがち、深刻になりがちな本書の内容に緩急がついていたのは事実。ブルーバックスなのにね(苦笑)
posted by NOIRA at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ブックレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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