2017年08月09日

イ・ヨンギョン「あかてぬぐいのおくさんと7にんのなかま」

あかてぬぐいのおくさんと7にんのなかま (世界傑作絵本シリーズ) -
あかてぬぐいのおくさんと7にんのなかま (世界傑作絵本シリーズ) -

昨日は台風の影響で日中は涼しかったけど、
夜はちっとも涼しくなかった…
最近汗べったりで4時半とか変な時間に起きる。
まいったぞ…

さて本日もブックレビューを消化するなり。
2017年に読了した本22冊目、「あかてぬぐいのおくさんと7にんのなかま」、
イ・ヨンギョン:作、かみやにじ:訳、福音館書店:刊。

お隣韓国の「閨中七友争論記」をもとに創作した民話風絵本。
原点の方は作者不詳らしいけど、
針仕事の上手な奥さんがお昼寝をしている間に、
針仕事に使う7つ道具たちが、
「この中で誰がいちばん大事な道具なのか」
「奥さんの針仕事が上手なのは誰のおかげか」
ということを主張し合い、ケンカになる…というお話。

様々な年代の女性に擬人化された道具の精たちが、
み〜んなぷんすかぷんすか主張し合うさまはなんと大人げないことか!
(いや、かわいいんですよ)
そのうちに昼寝をしていた奥さんが目を覚まして、

1)みんな道具に戻ってしまう
2)「おまえたちはみんな私の大事な道具だよ」と諭してくれる

かとおもいきや、奥さんもバトルに参加w
「何言ってんの、私がいっしょうけんめい仕事をしてるからだよ!」

…いや、奥さん奥さん大人げないよ…。

結局は「誰が欠けてもよいお仕事はできないよね」という
チームワークが大事的な結末を迎えるんですけど、
お話の帰結とは別に、
昔の韓国では男女の生活空間が分かれていたという話をどこかで聞いて、
「女の園って怖いなあ」とも思ってしまった1冊。

…でもまあ、男子ばかりとか女子ばかりという空間は、
別に昔の韓国に限ったお話じゃないんだけどね。
(「大奥」なんかを想像するけど、さすがにそれは絵本化は無理だろうと)
posted by NOIRA at 22:01| Comment(0) | ブックレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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