2008年02月18日

新井祥「中性風呂へようこそ!」

 本屋で見かけて気になってはいたんだけど購入しなかった本書を、なんとF2さんが「読む?」と貸してくれた。

ちょ!

気が合うわね!

下ネタなのに!w


 …というわけで、読んで皆様にもご紹介〜。新井祥:著「中性風呂へようこそ!」双葉社:刊。
 自身も半陰陽(インターセックス)である著者が、性同一性障害とか同性愛者とか、そういったセクシャルマイノリティに関してギャグテイストで綴る連作集…というか、セクシャルマイノリティの入門書と見たほうがいいのかなあ。

 舞台は男湯と女湯の真ん中に位置する「中性風呂」。男湯の人たちからも女湯の人たちからものぞかれながら、中性風呂ではいろんな性のマイナーな悩みを持つ人が作者と語る。覗かれる、というより、男も女もギャラリーとして受け入れちゃってるんだろうなあ、この場合。
 で、作者自身の経験(フツーに女の子してたのに30過ぎてから男性化が始まり、半陰陽であることが判明したので男になっちゃった)やら、オカマさんたちの悩みやら、周りに受け入れられない性同一性障害のひとたちやら、いろんな人がお風呂に入っては話題を提供していく。時に男湯から編集者の乱入、時に女湯から作者の同僚の突っ込みを交えつつ、けっこう深刻なはずの悩みを軽いギャグと濃いキャラクターでかっ飛ばしていく(解決するのは本人だしなあ)。
 なかなか笑えて、なおかつためになるので、興味のある方や身の回りにそれっぽい人がいる方はぜひ。
 ちょっと残念なのは、作中で「おなじみ」感のあるキャラクターなのになじみがないので唐突に感じる場合があることかな。…多分、同じ作者の別シリーズ「性別が、ない!」あたりを読むともっとおなじみなんだろうけど。どこかで見つけたら呼んでみようと思うなり。
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2008年01月27日

細川 貂々「ツレがうつになりまして。」




 たまにはコミックスレビュー…というわけでもないんだけど、「海馬」と一緒にアマゾンさんから取り寄せた本が2冊。「ツレがうつになりまして。」&「その後のツレがうつになりまして。」
 がっちりデータベース的な欝の本はちょっと辛そうだし、生活密着型で表現されているようなのがいいかなってんでこれ。

 …読んで思った。「すべての人がうつ病になる可能性があります」ってのは納得するんだけど、なんか自分がなる気がしません。
 これtって、「私って前向きだから」というよりは、「嫌なことから即逃げ」の自覚ですか?

 帯に「感動の純愛コミック」とあるのは言いすぎだろうと思うんだけど、でも愛がないと病気で鬱々の旦那と上手に付き合っていくのは難しいだろうなあとも思う。そんなわけで、当事者でもある作者てんさん、上手にツレさんの「情けない」「みっともない」を乗り越えて自己開示させてるよなあというところに素直に感動…あ、感動してるのか。そーかそーか。
 女性誌の記事に添えてあるカットのような味わいのシンプルな絵柄(実際そういう仕事してるっぽいけどね)で、本来感情の起伏の激しいはずの日常をちょうどいい距離感で描いてるノンフィクションの良作。この本にもやっぱ癒された…ってか、最近癒しを求めて読んでるのか?とちょっと思う。

 …ま、皆さんお疲れの時代ってことでひとつ。
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2007年09月23日

山賊「やさぐれパンダ 1」

やさぐれぱんだやさぐれぱんだ
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] やさぐれぱんだ
[著者] 山賊
[種類] 単行本
[発売日] 2005-10
[出版社] アーティストハウスパブリッシャーズ

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 ふと外出したときに、暇つぶしに文庫漫画買ってぱらぱら見たら偉い面白かったのでご紹介。「やさぐれぱんだ1」。
 seesaaのショップには文庫版のページがなかったので、多分文庫版1のもとになっているものだと思う「やさぐれぱんだ」にリンクしましたが、どうやら文庫化に当たって加筆修正が入っている模様。
 シュールな脱力系漫画がお好きな人はぜひ。

 もともとは「山賊UNDERGROUND」というサイトの漫画が発端らしいです。今はどうやら「山賊WONDERGROUND」になって不思議の国のアリスっぽいお話を展開中。
 ついでに、DVDにもなったらしいので、そっちもリンクしておきます。堺雅人(青年)×生瀬勝久(ぱんだの声)×堀部圭亮(脚本・監督)だそうなので、好きな人はちょっと見てみるといいよ(リンク先に予告編があるので、本編の雰囲気もちょっとわかるかも)。

 基本コント漫画なんで、感想というほどのこともないんだけど、

鳥スキーとしては「あるぷすいちまんじゃく」と「きょじゃく」は外せませんよね!

(気になったら読め)
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2007年08月04日

覚悟完了!一挙に読め!

覚悟のススメ 1 (1)覚悟のススメ 1 (1)
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] 覚悟のススメ 1 (1)
[著者] 山口 貴由
[種類] コミック
[発売日] 2007-03-20
[出版社] 秋田書店

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 今日は超寝坊、だらだら外食、やる気のないショッピングと完全に仕事忘れモードです。地元は新潟祭りの真っ最中。昨日の夜のバスor電車で帰って来れなかった旦那を迎えにバスセンターに向かったのに、交通規制にひっかかってむちゃむちゃ混んでました。そして規制をちょっとでもかわそうとわき道に入ったらぐるぐる族(一方通行の呪いとか交通規制の呪いとかに引っかかって行きたい方向にいけなくなってしまうかわいそうな流浪の民の事)に成り果てる。

 …これ役満っていいませんか?

 んで、旦那がこのところ気にいって集めていた「覚悟のススメ」完全版全5巻を一気読みw
 表紙は書き下ろしらしく、覚悟君の顔が連載当時に比べてすっきり色っぽくなっております。眼鏡萌えにふさわしいぞ!(こらこら)
 実は昔読んでいたのですが、やはり一挙に読むと迫力が違うね!今の「シグルイ」よりもやっぱりかなり荒削り感がありますが、若いからこそ描ける世界ってのはあるよなあ、と妙に思います…(これって年寄り発言ですか)。

 エロスとグロと萌えとときめき、そして希望の世界観(もしかしてこれも役満ですか)、堪能したい方はぜひ!

 覚悟完了仲間募集中〜。当時私にこれを薦めたF2さん、もちろんあなたは筆頭でお仲間入りってことで(ご指名)!
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2007年03月04日

「はじめの一歩」79巻




 最近あんまりコミックス買ってないような気がするなあ…買ったとしても置き場がないんだが。多少整理する必要があるかもしれない…。

 …とかいいつつ、多分整理しないだろうコミックスの筆頭「はじめの一歩」79巻を週末にゲット。
 今回のお話は宮田の復帰戦とこの先控える王者統一選の相手、ランディ・ボーイJrとの因縁話、巻末に怪しいフリートレーナーバロン栗田のしごき教室…という流れ。

 復帰戦で格の違いをみせつけ鮮やかな勝利、宮田く〜ん、かっこいいっす。でも現在の宮田君がかっこいいほど79巻随所に出てくるショタとのギャップがほのぼの萌えです(腐)。狙ってますか?そして、観戦に来ている一歩君の宮田賛歌も健在。ほんのりやきもち気味の板垣君…というのももしかして狙ってますか(勘繰り過ぎです)!

 宮田戦次なる相手は謎のボクサー、ランディ・ボーイJr。宮田父を顎を砕く逆転KOで下し、引退に追い込んだボクサーの息子。因縁の対決は単なる仇討ちではなく、カウンタースタイルの宮田とカウンターが通用しない両利きの選手というファイティングスタイルのバトル、そして宮田一郎というボクサーの原点が絡む。見逃せませんよ次の一戦!という感じか。

 しかし、次の統一王者戦の結果が宮田勝利なら幕の内vs宮田戦は果たして再浮上するのか?現状のメンタル面(勝負への執念)という意味でなら一歩君の負けが濃厚だったことはいろいろな人に指摘されていることだし、宮田君が勝ってメンタル面でも軌道修正した一歩君とバトル成立…と行って欲しいところ。
 …宮田敗北の後ランディvs幕の内戦というMrサカグチのシナリオもそれはそれで面白いけど、それはある種「宮田の仇討ち」としての真柴戦の再現、「託された思い」を背負ったものとしての伊達エピソードの再現になるのでちょっと…

 あれ?でも次々託されて斤量重めで別の道を行くという話になるの?

 バロン栗田のお話はまだ途中なのでコメント不可…というか、中休みのエピソードっぽいので次の巻に期待〜。
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2007年02月04日

高津カリノ「WORKING!」3巻

[タイトル] WORKING!! 3 (3)
[著者] 高津 カリノ
[種類] コミック
[発売日] 2007-01-25
[出版社] スクウェア・エニックス



 読んだ本は即効記事にしてアップしないと、他のねたにまぎれて流されてしまいます。…それが雑日記クオリティ!(つまりダメダメってことですね…?)
 そんなこんなで本日3つめの記事ですA(暇人め)。

 今回も井波ちゃんが暴力三昧なのに女の子らしくて◎。小鳥遊くんを女装させたあげく惚れちゃう流れは可愛いなあ。…しかし小鳥遊君と相思相愛になるかというとならないような予感(そしてもともと正統派少女漫画とは縁遠いタイプのお話なので、思いが通じなくても問題ない予感)w

 新キャラ山田葵ちゃんは…謎めいているぶりっ子の割に底が浅いんだけど、誰も追及しないから結局謎の人になっちゃってるのがおかしい。…しかし、他のキャラに比べてインパクトが弱いのが残念。

 今回、4コマ以外のページ(というか、普通のコミックスとしてコマ割りしたページ)が結構多い…えーと…4コマじゃなくてフツーにコメディ漫画やってもいいのでは…?結構読みやすくて通常コミックス形態好きだけどな〜。

 …えーと、ただいま作者さんのサイト「うろんなページ」では、3巻発売記念のキャラクター人気投票やってます。しかし締め切りが明日いっぱい(2007年2月6日0:00〆切)なので、投票希望の人は急げ。

 そうそう、6日といえば、seesaaさんがメンテのため、6日火曜日2時から14時まで閲覧不能になります。昼間はみんな労働時間帯だと思うけど、一応告知〜。あ、ちなみに、メンテの後なんかいろいろリニューアルされる予定。TBは張らないけどリンク張っとくのでこちら参照〜。
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今市子「百鬼夜行抄」15巻

 気がついたら日付が変わっていた…。2月4日、立春じゃん!

 寒中見舞い出しそびれた!(いや、仕事とか親戚筋とかは出したんだけど、自分のプライベートな友人とかがね… orz)

 そんな間にも新刊コミックスは出るのだ。百鬼夜行抄の15巻が出てたので読みましたよん。

[タイトル] 百鬼夜行抄(15)
[著者] 今 市子
[種類] コミック
[発売日] 2007-01-23
[出版社] 朝日ソノラマ



 例によってあんまり怖い感じはしないんだけれども人間ドラマに絡めた不思議譚が5本。サスペンスというには不思議要素(妖怪とか式神とか)が明確すぎ、ホラーというには怖さが薄く、ファンタジー(というか妖怪話?)というには人間ドラマがリアル…という相変わらずのバランスがいいっす。

 今回は「野に放たれて」が面白かった。6歳の女の子に転生の記憶として28歳の男性の人格がよみがえるんだけど、彼の主観で物語が進行するので絵的には成人男性として少女を描いてしまう、という騙し方がナイス(あ、でも火の鳥の未来編だっけ?ロビタの話で同じような表現手法があったような)。作者さんBL話も描いてるので、一瞬「と、得意分野の話!?」とか思っちゃった…(苦笑)。
 そういえば、三郎さんの話がちょっとずつ伏線引かれてる感じ。晶さんと三郎さんの再会はこの先あるんでしょうか…。

 そうそう、日テレ系でドラマになるらしいです。ドラマ「百鬼夜行抄」のページはこちら。トップを見た限りでは律君のイメージはまあまあ、司ちゃんのほうはわりとぴったりな感じか。
 …でも問題はそこじゃないんですよ!

 尾白は!?尾黒は!?

 一体誰が!?


 …というか、話が進行するうちに(木を切る話をやって)レギュラーに加わってくれるよね?だって提供されている壁紙にもトップページにも2人(羽?)ともいるしさあ。

 えーと、ドラマサイトでDLできる壁紙は今市子さんのイラストで律君と尾白、尾黒が描かれたものです。ブンチョスキー&今市子スキーは行ってDLすべし。
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2007年01月31日

楠桂「ガールズザウルスDX」6巻




 1月25日発売のはずのWORKING!3巻を探しに行ったら代わりに見つけてしまいました。表紙イラストは妹の昴ちゃん。帯にも

「妹が、妹があああ…大成長?」

と書いてあったし、カバー下のスペシャル表紙も妹漫画なので今回は昴ちゃんメインの話かと思ってたら、

どっこい翼クン大活躍。

 しかし天然だと解釈できた前の巻に比べて、翼クン自身の鬼畜度が上がってきているようなのは気のせいなのか。
 そしてデブ専荒畑君も健在。翼クン親衛隊?の男の子たちもなんか可愛い…というか、女の子は(容姿としては可愛いんだけど)恐ろしい感が先に立ってしまうからでしょうか…。

 下ネタ系ラブコメが好きな人はぜひ。登場人物が増えてさらに加速感。
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2007年01月22日

高屋奈月「フルーツバスケット」22巻




 あ〜、今調べてみたら21巻のレビューを書きそびれてるわ。まあいいか。美威さんのmixi日記に感想があったのでコンビニに行ってみたらありました22巻。…というわけで、レビューをば〜。

 21巻でアキト君とすったもんだのあげく、ぱっかりと崖が崩れて透君が意識不明に。20巻で「母親を見殺しにした俺を好きになるなんてお前馬鹿だろう」的な暴言を吐いたがために夾君は見舞いにも行かせてもらえない…

 …というか、この辺の人間関係は、みんながみんな「なーんだ両思いじゃん」と思ってやってることがばればれなので読んでてあんまり緊張感がないなあ。…夾君と透君、由希君と真知ちゃんとかのほかにも、うおちゃんとクレノさんとか、ヒロくんとキサちゃんとか、なんかみんなほのぼのハッピーエンドが見えております。花ちゃんと師匠はちょっと読めないが。

 で、呪いの真相…というか、「絆」という表現のほうがもともとの意味だったということが語られ、話はまたひとつすっきりした…のかな…。十二支の呪いのもととなった神話的エピソードは以下。

 もともと「神様」と呼ばれるほどの強い力を持った人がいて、それが故に人と交わることを恐れて生きてきた。それでも、猫&他の12匹の動物たちがともに暮らすようになり寂しさを忘れることができた。
 だけど動物たちは神様よりもはるかに短い寿命しかもたないため、永遠に楽しい暮らしは続かない。神様は「死んでも生まれ変わってまた会おう、永遠の絆で結ばれよう」と呪文とともに誓いの杯を交わし、それが彼らの絆の元となった。
 十二支の動物たちは神様の言葉を聞いて納得して呪いを受けたけれど、神様の言う「絆」に対して猫だけが懐疑的であったために、他の者たちは猫に裏切られたように感じ、猫をかえりみることはなくなった…。


 えーと詳しい言い回しはコミックスを読んでもらうとして、それで動物に変わってしまう(ある種呪われた)人たちが存在する…と言う点は一応納得しておこう。

 「人と違うものなら私を受け入れてくれる」と考えた神様以下13名が人として転生することになったのか(というか、そもそもそこが「絆」のねじれる原因じゃなかったのか)ということについても、『そうは言いつつ神様は人間にあこがれてたのよ』という脳内補完で苦しいながらも納得。
 そもそも動物漫画じゃラブコメとして成り立たないわ、という大人の事情は合えて言及しないw

 猫が「嫌われ者」になってしまったというのも、「永遠の絆」という美しいイメージに酔っていた十二支のみなさんが猫の無粋な一言にかなり失望したのだろうと考えれば、まあ納得の範疇。

 そしてアキト君≒神様が「絆よりも今生の生」「僕は神様としてじゃなく僕として生きてもいいよね?」という生き方の変化を受け入れるということは、遅まきながらも神話エピソードの猫が言ったことを神様が納得したということで、だからのろいが解けたのだ…というてんもまあクリアになったかな。

 …まだ解けない疑問点が2つ。

 で、猫が嫌われているのはわかったけれども、猫憑きが異形なのは何故?このエピソードだけだとわかんないぞ〜。神話エピソードで描かれていた神様は明日の約束を信じる柔和なタイプで、猫の言葉に失望こそすれ、怒りは感じられないのだが(それとも一見そういう人ほど腹の底で煮えくり返るってことですか?)。

 もうひとつ、神様がいることで、草摩家は何かメリットがあるのだろうか?その辺が相変わらずわかりません〜。(しかし、盃を交わした人たちだからソーマ=神の酒、なのね…)

 …てなわけで次が最終巻。どうまとまるのか…ってかもう話としてはまとまってる気がするなあ。あとは細かい複線処理…というよりもアキト君と紫呉さんの話か?
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2007年01月11日

浦沢 直樹「PLUTO 4」

[タイトル] PLUTO 4―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (4)
[著者] 浦沢 直樹手塚 治虫
[種類] コミック
[発売日] 2006-12-..



 なんか今日はコメント入れるたびにエラーが出るんですが何故でしょうか?宇宙からの怪電波?それともどこかの組織の陰謀…?

 …ああ、呪いかあ。(そこで納得するなよ)

 …というわけで、他の皆さんもコメント入れようとして待たされた挙句「ぷろくしーえらー」と出たらごめんなさい。呪いです。

 これを避けるためにはお札が有効です。竜巻の中心に「串鰓」とかいたお札をぺたりと張るとあら不思議。エラー不具合がぴたりと止まるのはもちろん、宝くじは当たりまくるわ彼女も彼氏もハレム状態で寄ってくるわ残業代は支払わないですむわえらいこっちゃの大騒ぎですYO!

 …というわけで、竜巻漫画「PLUTO」の4巻ですよ(前振り長すぎ)!

 謎のロボットによるボラー調査団メンバー殺害事件は、捜査に思うほどの進展が見られないまま進行中。新たにアトムとハワード博士が犠牲になり、お茶の水博士も一時期は危機的状況に。
 いいのか原作の主人公をこんなあっさり殺して!
 一連の事件から、ゴジ博士や収監中のダリウス14世など旧ペルシア王国の主要人物がからんでいるらしいことが判明。…とはいえ、ボラー調査団がもともとペルシア王国に派遣された団体なんだから、これが捜査の進展といえるのかどうかってのは微妙だが(あーでもつまり旧政府派勢力ってところに絞れただけでもよしとするべきか?)。

 ゲジヒトの無意識下の混乱&記憶の混濁も謎めいたまま続行中。アトム死亡の報を聞いた直後に、自分の見た(そして再アクセスしないよう脳内「ゴミ箱」に入れておいた)悪夢を敢えて確認して錯乱する…という場面があるのだけど、錯乱中にフラッシュバックする彼の記憶にアトム開発時の天馬博士やウランが見た花の壁画など、ゲジヒトが(今までの作中に)知りえないはずの情報を持っているのが今後大きな意味を持つんじゃないだろうか。まあロボット相互の情報交換は通信で可能だから、意味がないことなのかもしれないけどね。

 …で、今回の巻でいきなり出てきた割には大きな存在感の天馬博士。もともと死んだ息子の代わりにアトムを作った…というのが「鉄腕アトム」の出発点だったと記憶しているけど(ごめん原作は読んだはずだけど持ってない)、そういう出発点の彼がなぜ「完璧な電子頭脳は、憎み、苦しみ、間違いを犯す」「深い悲しみや挫折が電子頭脳を育てる」という論理に行き着いてしまったのか。
 ロボット≒自分の子、という認識であるなら、憎しみや苦しみ、悲しみ、挫折をもって育てたいと願うとは思えないんだけどなあ(実際に深い悲しみとか挫折とかを経験しちゃった場合は「糧にして育てよ」くらい思うかも知れないけど)。ペルシア王国内で開発されていたらしいロボット(兵器?)の部品として「テンマ型」のチップが使われていたことなどを考えると、天馬博士とゴジ博士の間にはつながりがありそうな…。
 ただし、復讐の念を抱いているらしいゴジ博士の行動(ロボットを操作して遠隔の行動だけど)と、自分自身の感情よりも理想の電子頭脳というものを探求し続ける天馬博士ではだいぶん温度差を感じるので、同一人物とは考えにくいけど、というのが今の感触。

 …そして、生みの親を殺された直後のエプシロンの激情にちょっと萌えw
 「今にも自分が制御できなくなりそうだ」という彼の台詞は、そのまま作品内の主要なロボットたちの抱える「理性と感情の葛藤」を表してるんだろう。
 「あー、もー、理屈ではわかるけどぶち切れそうよおいら」という、人間なら日常茶飯事のあの感覚ですが(え?そんな短気なのは私だけですか?)、作品世界内でロボットはそれだけ人間に近づいたと。それは、人工頭脳の「感情」をつかさどる部分が「理性」をつかさどる部分(もともと計算機ですからこっちがわがメインで発達してきたわけで)に追いついてきて理性で制御しきれなくなってきているということなのか、3巻のレビューで問題にした「ロボットの人権」を含めた情緒的な生活で人工頭脳が「感情」面の学習をする機械が増えているということなのか、ロボット同士の通信ネットワークで共有される無意識界みたいなものができちゃっているのか…

 結局、お話が進んでも謎めいた構造にはあんまり変化がなかったり。…しかし、原作「地上最大のロボット」を(だいぶん様変わりしたとはいえ)テキストとして読み解く作業が結構楽しいので、ゆっくり楽しませてもらうつもりで5巻を待っております。

 そうそう、リンク先は小さいほうのコミックス売り場につながってます…が、でっかい愛蔵版で購入。今回の解説(になっとるんか)漫画は西原理恵子。西原スキーはでっかいほうでどうぞ。でも「浦沢先生に暴言吐くなんて許せないわ」というひとは小さいコミックス推奨(相変わらずぶっとばしだからサイバラさん)w
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2007年01月07日

山口美由紀「天空聖龍〜イノセント・ドラゴン〜」3巻

 今日はなんだか一日頭が痛かった〜。…風邪?それとも気候のせい?

 そんな中でも買い物に出かけたり、本屋に行ったり。久しぶりにコミック記事で〜す。もう読んだコミックを全部記事にするのはあきらめたよママン…(去年の段階で、記事になるのは3割以下の低い打率なり) orz

 で、2巻の紹介記事をもしかして書いてないような気もしますが、今年のコミック記事の方針は「書ける時に書く」ということで(あきらめムード満載〜 orz)。

 さて、そんなわけで今日買ってきて速攻読んだ山口美由紀「天空聖龍〜イノセント・ドラゴン〜」3巻、はなとゆめコミックス。
 2巻ラストで倒れてしまったカナンの体調は〜!と長々引いていましたが(ラムカが半裸だったのはおばちゃん忘れてたよw)、なんのことはない3巻前半で脱皮して、女としても聖龍の末裔としてもレベルアップした模様。…とはいえ、具体的にどういう能力が開花したとかそういう自覚はないわけなんですがw

 で、2巻からこれまた引いている謎の男ダオ。王様の愛妾だったラムカの母親の従者(うわ字面がややこし〜)だったという彼の昔語りで、母親がなぜ王子のラムカを連れて脱走してきたかが語られるわけなんですが…

 ラムカを身ごもったときに受けた予言が「繁栄」と「破滅」…

 …えーと、つまり予言が2つってことは双子ってことでOK?

 で、母親はラムカが殺される前に(つまり出産前に)逃げ出したと。

 …あれ、そうすると双子説消滅?

 …しかし、なんだか「ラムカ」の他に「サニン」という人物がいるっぽい展開に。この名前の付け方からすると隠密裏に育てられた兄王子というよりは、双子というほうがしっくり来るわけだが。
 …双子の片方が奪還されたということかしら。…しかしそうすると殺されてないのは微妙に納得いかないような…。それともどっちが「繁栄」でどっちが「破滅」かわからないからそこがはっきりしてから処理するってことですか?その割にはラムカを追う勢力がいないのが気になります…。

 そんでもってカナンのほうもどうやら自己暗示ですっかり別人になりきってた王宮関係者らしいのですが、その辺のからくりが説明させることなく危機に陥って4巻に続く…

 むう。けっこう入り組んできているので、単行本のインターバルが長すぎるのがちょっと不満である…。
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2006年12月01日

高室弓生「ニタイとキナナ」

 タイヤもスノーに替えたし、週末だし、だらだら落書きでも…

 …と思ったら、旦那の妹さんから子育て相談が来てしまって長電話。…今日は描く気満々だったのに… orz
 週末中にはけりをつけて(落ちのないあと数ページの予定)、できれば10000hit御礼龍牙さんとこのヘッダー画像も描いてしまいたいなあ。…そして一挙に師走モードへ!

 学期末が楽しみなんじゃなくてその後の休みが楽しみなのですが(ぼそり)w

 …で、今日はコミックレビューをひとつ。
 高室弓生(たかむろ きみ)「ニタイとキナナ」青林工藝社刊。

 時は縄文、とある村にニタイとキナナという夫婦がおったそうな。
 2人は仲良く暮らしていたそうな。夫のニタイは罠漁をして魚や海老を捕ったり、冬になると狩をしたりしていたそうな。やがてキナナのお腹には赤ん坊が宿り、かわいい女の子が生まれたそうな。

 …とまあ、要約するとそんな話。ストーリーの筋としてはあんまり盛り上がりがありませんが、豊富な縄文時代の知識をもとに描かれてるので、大道具小道具民族風土的な味付けが目新しくて面白いです。
 鏃の原料の黒曜石を買うために村の男たちがへそくりをためてたり(それも専用の貯蔵庫を作ってですよ!さすが物々交換時代!)、山の中で野宿をするときに場所を探す行為の中にシャーマニズムを感じたり。そういうのがお好きな人はぜひ。
 巻末の「縄文うんちく講座」も多面的な切り口でいろいろ書いてあるのおすすめなり。
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2006年11月30日

今市子「文鳥様と私」8巻

終わった〜〜〜〜〜!!

 …というわけで、仕事が一山超えました。打ち上げもして餃子を食べまくり〜。ここ数日夕食がありものとか抜きとかそんな状態(というか、気がついたら食べてなかった…コーヒー飲んでるから平気だけどね!)だったので調子に乗りすぎておなかいっぱいです…。

 さて、ひさびさにコミックレビュー。…というかごめんなさい今日は落書き漫画の更新はなしです(てかどうやら私のMPが0に近いという…)

文鳥様と私 8 (8)文鳥様と私 8 (8)
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] 文鳥様と私 8 (8)
[著者] 今 市子
[種類] コミック
[発売日] 2006-10-28
[出版社] あおば出版

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 「文鳥様と私」、待望の8巻〜。ナイゾウ様がなくなったのをはじめ、なんか今家の文鳥様がどんどん高齢化しております。老いたら老いたで、なんかいろいろ挙動不審な文鳥様たちの様子をコミカルに描いているのが楽しくも参考になりますね。

 …参考というよりは心の準備と言うべきか?

 夜中に止まり木から落ちていたり、人間の老化同様に体が硬くなったり、足腰翼が弱ったろり…と、コミック形式に楽しく誇張されているからいいんですけど、自分の家の文鳥だったらだいぶん深刻かもしれないなあ。ナイゾウ様の最後の闘病だって、さらりと描かれているけども、4〜5日進退をくりかえしている病鳥の飼い主ってのはかなり辛そう。そういうのを昇華して描いちゃうんだろうなあ、と思うとちょっとすごいと思ったりする。

 飼い主たるもの、こういうのを読みつつ、愛鳥の老後に思いをはせておくのが必要かも。

 ここに来るブンチョ飼いはすでに知っていると思うけれども、それでもプッシュ。ブンチョスキーは読んどけ!
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2006年11月09日

ゆうきまさみ「鉄腕バーディー」13巻/14巻

 最近サボっていたコミックレビューの復活。

 てか追いつかねえよ!

 読んだものを旬のうちに記事にするには、読むものまたは記事にするものを厳選して数を減らすか、身の回りのネタ頻度を減らしてコミック記事が書ける余裕をもつか、記事そのものの数を増やすしかないのですが、

 どれも無理だっちゅーの。(ネタ回避しないのかYO!)

 そんなわけで、読んだ本はみんな紹介したいのにそうもいかない状態です。結果として「コミック記事になる本が厳選」されているわけですが、本位じゃないのよ〜。くすん。

 コミック記事がすすまないのは、お手軽に紹介できちゃうはずのseesaaアマゾン支店の品揃えがあんまりよろしくないことも理由なのですが、まあ、アフィリエイトで稼ごうというつもりは毛頭ないのであんまり怒ってもしゃあないかな…。

 さて本題。ゆうきまさみ:著「鉄腕バーディー」13巻&14巻、ヤングサンデーコミックス。ためちゃったからまとめて紹介しちゃえ。

 13巻はバーディの過去の物語の結末。

 ヴァイオリンの死…人形に関してこの言い方は適切なのかどうかわからないけど、バーディの内面における肉親の死であることは間違いない…が、一見過去のこととして乗り越えたかに見えるバーディの中で、行動に規制がかかるほどのトラウマになっているのがよくわかる。
 …しかし、トラウマになっている本人をくよくよさせないで物語の中で語るってのはうまいよなあ…。作中にはもちろんそれなりの心理描写もあるわけなんだけれど、独白じゃなくてドラマそのもので語る、という意味で相変わらずポイント高いです。

 そして、バーディの過去を知ったつとむはアルタ人への差別、イクシオラの出生およびその後の育成が管理されていることに関して憤るわけだけれども、じゃあアルタ人は滅ぶべきなのか、彼らを滅ぼすという傲慢が一体誰に許されるのか、滅びを否とするならアルタ人が生き延びていくために管理下におくことは是であるのか、それもまた傲慢ではないのか…などなど、つとむの感情を納得させる答えはない(作中にも、つとむの感情の中にも、多分現実に問題をもってきてさえ)。
 SFという物語枠の中で語られているifの命題のように見えるけれども、クローニングとか遺伝子操作とか人口爆発とか種の絶滅とか、われわれ自身も同じ命題をかかえて途方にくれながら歩んでいるような気がするわけなんですが、ほんとにわれわれ人類はどーするんでしょうね(とか書いちゃうとかえって人事ライクなニュアンスが混じるなあ)。

 で、14巻。話は過去から現在に戻り、姉は救出したものの捜査に行き詰まっているバーディたちとか、まったく解決していない千明の現状とか、行方が知れないながらも暗躍しているらしい氷川といまだに製造されているらしい量産型ビーストたちとか、千明を狙う氷川配下のビーストたちとか、真意が読めないゴメスとか、なんか静観しているっぽい神議官とか、地球に入り込んでいるもろもろの勢力がいろんなバランスで同時存在していて、緊張感がたまりません。
 緊張しつつ静かというわけでもなくて、ビーストを使ったテロは横行しているし、千明の身辺にも敵対勢力がせまってくるし、つとむの友人たちも心配しつつ違和感を覚えだすし…とけっこう展開が忙しい感じ。緩急とりまぜてのバトルロワイヤルになってきていますね。ゴメスはバーディに手を貸すように誘いをかけてくるし、今後の物語も見逃せませんよ?

 …とストーリーに言及したところで萌え語っておく。

 巻を追うごとにゴメスおじさんが超好みになってきてます!素敵過ぎ!
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2006年09月29日

とりのなん子「とりぱん」2巻

 とりのなん子「とりぱん」、待望の2巻〜。表紙のつぐみんが可愛いですよ。…身の回りのエッセイコミックだからあっさりと素人っぽいシンプルな絵柄で描いてるけど、ふんわりした羽毛の感じがとても素敵です。…触りてえ。もーちょっと可愛い系のコミックエッセイも読んでみたいなあ。

 1巻に2巻の予告が載っていて、「かまさん」の話に賛否両論…とあったので期待しておりましたが、予告での煽りの割にはいつもの通りのあっさりとした語り口で安心しました。…感動巨編だったらどう反応したものかとちょっと思ってた自分が恥ずかしいw
 しかし、瀕死のカマキリの目から光が消える様子なんて想像もしなかったものなので、ちょっと感心。身の丈ワイルドに生活していて拾ったネタをあっさり描いているように見えるけど、作者の(まさに昆虫の触角のごとく)とんがったアンテナに脱帽です。

 鳥スキーはもちろんのこと、虫スキーにもすすめたい1冊。…ただし、出てくる虫は、栗虫蟷螂猩々蠅蜻蛉青虫と、だいぶん地味ですが。
(↑の虫の名前が漢字で延々並んでいるのは確信犯的嫌がらせw読んでみろw)

 …さ〜て、またもやいろいろ飛ばして最近買ったコミックスを紹介してしまいました。ネタに乏しい日にたまってるコミックスも紹介するつもりでいますのでお楽しみに。

 …ていうか、ネタのない平穏な日々キボン!
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2006年09月10日

納都花丸「オオカミが来る!」1巻

 今週末は真夏に戻ったかのような気候でしたが皆さんいかがお過ごしでしょうか〜。それでも夕立が降って一安心のNOIRAです。現在の体温は37.4度。もうすっかり完全復活ですよ!んまあどうしましょ。
(口の中で体温を測っているから高い数値が出る…ような気もするんだけど、前はこの同じ体温計で36.5度とかが平熱だった事を考えると説明がつかないんだよなあ)
 夕方以降はわりと涼しい風が吹いています。お陰でブン達が頭とか肩とか腕とかに寄ってきて幸せ指数上がり気味。…体温が高いから暖をとりにくるんだとしたら、38度くらいまで上がっててもいいや〜(脳みその鮮度が若干問題です)。
 …でもタイピング中のキーボードにダイブするのはやめてちょうだい。

 さて、溜めに溜めているコミックレビューですが、多少なりとも紹介する事にいたしましょうか〜。

 納都 花丸:作「オオカミが来る!―GIB MIR SONNE 」1巻、角川コミックスドラゴンJr(長っw)。

 「教会(K.I.R.C.H.E)」と呼ばれる組織の末端部署、怪物掃除課を舞台にしたお話の連作。
 怪物掃除課のメンバーは主任と呼ばれる人間の男性(でもなにやら魔法的素養のありそうな謎の人)、現場作業担当の人狼シリウス、そして第1話で縁の出来たスポンサー兼見学者のお嬢様ベアタの3人。
 持ち込まれる超常現象や怪事件の調査をし、必要があれば処理をする…はずなんだけど、常識としてはそんざいしないことになっているそれらの現象を、一般に知られずに、しかも経費をかけずに(銀の弾丸はむちゃ高く、しかも報酬があまり望めない職種らしい…)解決しようとするので、普段の怪物清掃業はだいぶん地味になりがち。第1話がけっこう派手な話(古城のグール退治に行ったらいないはずの吸血鬼が復活して…というような筋)だったので、どうも第2話、第3話が小粒な印象。もうちょっと派手な仕掛けで話が動くと嬉しいけどな〜。

 もっとも、メインキャラクターの主任&シリウスにしても謎の多い人物(というかこんなうさんくさい仕事をしている背景が明かされていない)なので、今後の動きには十二分に期待が持てそうな予感。
 「教会」についても、まだ何の描写もないながら、第1話での吸血鬼の処理に関してはだいぶん不透明な動きをしていたので組織がらみでもまだいろいろありそう。暫く小粒のお話で日常業務についての肉付けをしてから、お話がダイナミックに動き出してくれるといいなあ。

 作品と関係ないけど、amazonのseesaa支店、トップページは知らない間にURLが変わってるし(現在のトップはここ)、検索機能は弱いし、商品は充実していないしでちょっと使いづらいです〜(蒼海訣戰の記事から貼られた購入ページに「オオカミが来る!」のリンクもあるんだけど、そこを辿ると本家amazonの商品ページに行っちゃうという…決済とかどうなるのかなあ)。そっちの機能向上も激しく希望。

 そして「納都花丸フェア(リンク先下方参照)」ってことで、蒼海とオオカミの帯についている応募券を送ると猫耳犬耳スペシャルコンボ小冊子が抽選で当たるらしい…。
 応募してみようかなと思ってる訳なんですけど、それってどっちの出版社が企画したモノなのかなあ。…それとも同人誌…?
posted by NOIRA at 21:25| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月04日

今市子「美しき獣たち」他文鳥本2冊

 本日は、退勤後用事を済ますついでにぶどう園に寄り道〜。

 何と素敵なたれさがりワールド!
(ちっとも素敵そうに見えないので減点)

 荷物を送ったついでに試食もして、我慢できないのでおつりの分だけお土産買ったら、なんかすごく大量になりました。ご近所にお福分け(=お裾分け、辞書にないところから考えるにご贈答スラングらしいけど気にしな〜い)して、更に今鳥たちと一緒に食べてます。自分の分を数粒と、鳥の分を一粒、鳥の分は微塵に刻んで、しみ出した果汁に混ぜて飲ませればメシマコブの投薬も軽々クリア。

 …すっげえ幸せだよ今!
(我ながら何とお手軽な奴なのか)

 …で、ブンチョライフを満喫しながら、ついでに最近買って読んだブンチョ漫画をプッシュしてみるテスト。

 今市子:作「文鳥様と私」愛蔵版1と2(あおば出版)を買ってしまいました。
 …愛蔵版じゃない「文鳥様と私」をもってるからいらないや〜…とか思っていたはずなんですが、このたび一緒に平積みになっていた別会社から出版のブンチョ漫画「美しき獣たち」(朝日ソノラマ)と並んでいたので、つい…。

 あおば出版さん、確かに装丁は豪華になったけど、「鳥っ子クラブ」「文鳥様と私」「文鳥様と私・愛蔵版」と3回買わせるのはちょっとあざとい商売じゃないかと思うんですけどどうよ。…というか、買ってしまう私がどうなのか。わずか8ページの書き下ろしと、登場ブン様たちの写真のために買ってしまったわけで。

orz …いや、可愛かったのよ、文句なく可愛かったんだけどさあ!

 で、「美しき獣たち」の方なんですが。
 えーと、登場人(?)物が実在の文鳥たちで、しかも飼育者=作者、中には既にお星様になっちゃった子もいるので、概ね同じモチーフを表現変えただけって感じです。フク&ハナ夫婦の不仲とか、スモモの天下とうさの下克上とか、もてない女ささめとからぶりーナイゾウちゃんとか、五体不満足しんのすけと可愛いストーカー達とか。

 …でも楽しく読めてしまうのは作者の力量…読み手の鳥バカ指数…どっちだ…(悶)。
 比較すると、「美しき獣たち」の方の作者が多少クールで、「文鳥様と私」の作者の方が親バカが前面に出ているような気がしますが、これってマイナーチェンジながらも誌面に合わせてるってこと?
(参考:「美しき獣たち」は「ほんとにあった笑っちゃう話」掲載、「文鳥様と私」は「鳥っ子クラブ」および最近は「ハムスペ」と一貫して動物系雑誌掲載)

 そして現在葛藤註。「花と文鳥―大人の塗り絵画集」も買ってしまうべきなのでしょうか…。
posted by NOIRA at 23:24| Comment(10) | TrackBack(0) | コミック三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月25日

杉崎ゆきる「ラグーンエンジンアインザッツ」1巻

 …うわあどうしようどうしよう〜。3月末に「コミックレビューを月末にまとめてやると冊数が増えてた〜いへん」「それにいちいち取り上げた方がネタになるかも」とおもって4月からはコミックを買って読むたびに記事にする方式に移行したのですが…

 …大・失・敗。

 コミックの記事を書いている暇がないですよ!

 当初は借りて読んだ本にもレビューを書こうと思ってた(だって面白いモノは広めたいじゃん?)のに、レビューなしで返すしかなくなるし、どの本にレビュー書いたかわかんなくなるし、本自体がなんかいろいろ散逸するし!
(いや、それは整理整頓で解決するかもよ?)

 ばかばかばかおいらのばか!

 さっさとレビュー書かないおいらのばか!

 いやむしろ終わりなきネタ人生の連続に乾杯!
(乾杯してどうする)

 …そんなわけで、とりあえず家中に散乱するコミックスの中から、その後買って読んだコミックスをご紹介〜。

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 「ラグーンエンジンアインザッツ」杉崎ゆきる:作、ニュータイプ100%コミックス。

 表紙のショタがかわいいので衝動買い。意志の強そうな瞳の男の子は大好物もとい大好きですよw

 …と思ったらポラリス様じゃないか!

地上に浮かぶ大陸・ラグナリア。皇子にして王位継承者・サアキスは、領空侵犯の飛行船に乗り込んだ時、そこで別の「何か」に変わり果てた人間たち{醜人}と対峙する…。杉崎ゆきる初の本格ヒロイックファンタジー。


 えーと、amazonの該当ページからの引用(といっても元ネタは本の帯)なんですが、確かに冒頭の流れはそういう流れでもストーリー解説になってないような…。

 皇子サアキスが戦いの中に身を投じるのはまあわかる。国の非常時だしね。
 「醜神」と呼ばれる存在があること、醜神の発生には「醜神の種」と呼ばれるものが関係していること、醜神は通常の方法で倒すことはできず、そのための方法のひとつ…というかアイテムである神剣ラグーンバースを揮う能力を秘めているがゆえに、王位継承者は「神狩りの皇子」と呼ばれていること…なども読み取れた。でも、「つまり醜神ってどういう存在なんですか?」とか「古き神が眠りについたのは何故(理由でもきっかけでも)?」「新しい神と呼ばれる存在もいるけれども、神の新しい・古いってのはどこで線引きされてるのか」「新旧の神の関係はどうなってんの」とか、「んで、ラグナリア人はどうしてみんな女性形で生まれるの」とか、謎が多すぎて全貌がつかめません。

 一応、戦いの局面としては話が進んでるっぽいんだけど、全貌がつかめてないので話が本当は序盤なのか結構進んでるのかというところも見えない…

 一応、巻末に解説というか設定資料が載ってるんで、それが理解の助けになりますが、謎の解決にはなってないのが残念といえば残念、いやこれはストーリーの中で明らかになっていくんだろうと解釈すればある種壮大なお楽しみ感があります。
 …次巻以降に期待しつつ待つことにしましょうか(しかしニュータイプ系って次が出るまでに前を忘れそうなイメージが…)。

 設定をあ〜かしらこ〜かしらと予想して楽しむ人向け。また、もともとニュータイプUSA版に掲載されていたので、左開き台詞は横書きのメリケン仕様。その辺臨機応変じゃないひとには薦めません(お〜い)w

 …そして、ヒロイン(鳥さんでしょ?)がほとんど遠景でしか出てきていないのでは…とか、「名づけの少年」って今悪役になってる人と同一人物?とかヴォイス氏もなにやら裏がありそうな…とか、人物相関にも謎がいっぱい。…どんどこ続きが出て、長く続いてくれることを望みますv
posted by NOIRA at 20:33| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月03日

佐々木倫子/綾辻行人「月館の殺人」(上)(下)

月館の殺人 上  IKKI COMICS月館の殺人 上 IKKI COMICS
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] 月館の殺人 上 IKKI COMICS
[著者] 佐々木 倫子綾辻 行人
[種類] コミック
[発売日] 2005-08-10
[出版社] 小学館

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 …なんかたまってるコミックスをすっとばして最近買ったコミックのレビューです。連載が始まる事を書店のポスターで知ってから、コミックスを楽しみにしていたんだけど、雑誌を読むと気になっちゃうので読まずに我慢していた&コミックスがやっと出たかと思ったら上下巻構成になっちゃうので上巻を買うのを我慢していた本作「月館の殺人」がようやっと上下巻そろったですよ!…待ってたよ〜…長かった〜。

 …というわけで、先週末ようやく買ったこれを今日一気に読了。面白かったっす〜。ミステリーなのでお話には触れないけど、主人公が「訳あって電車・列車に乗った事がない女の子(当然鉄道的な世間知らず)」でその他の登場人物は高い割合でテツ(鉄道マニア)というなんかすごい人物構成も、首都圏で起こっているという連続殺人事件と舞台となる列車「幻夜」および「月館」での殺人事件との意外なつながりも、殺人事件が起こっていて犯人がこの中にいるかも知れないという緊張感の中で己を見失わない(というか己の趣味とかこだわりから逃れられない…いや、もう趣味とアイデンティティが不可分なのか?)愛すべき鉄っちゃんたちも、のっけから「この人たち(乗り合わせた鉄っちゃんたち)の中から結婚相手を選べということなのねっ!?」と早合点しちゃう主人公も、

 綾辻行人で佐々木倫子だったら大納得です。

 両者のあとがきを見ていると、なんかすごく綿密に打ち合わせをしたらしいので(メールのやりとりが1000通だとか)、本当に持ち味を生かした原作であり作画だという感じ。「最驚タッグ」というのもうなずけます。
 かわぐちかいじや浦沢直樹だとシリアスなミステリー部分はいけそうだけど、登場人物のある種イっちゃってるノリが(リアルな作風が邪魔をして)嘘っぽくなるだろうし、逆にイっちゃってるキャラクターを描写できそうな作家さん(少女マンガ系にけっこういっぱいいそうだ…)は、殺人事件が連続で出てくる辺りから読むのが苦しくなるだろうし。
 そういう意味で、大変幸せな経緯で生まれた作品だと思いまする。

 本作に出てくる愛すべき(でも非常識な)鉄っちゃんたちに乾杯!

 …ああ…でもなんか、川原いずみ版の「月館の殺人」だったら見てみたいような気もする…。

追記:この本、むちゃくちゃ装丁が豪華で遊び心いっぱい!カバーをめくるとその下もカラーだよ!黒地に黒で後書き印刷だよ!解説パートは色違いだよ!…とその辺を楽しむためだけにでも買って損はないですよ!(…とか言っちゃう私はもしかしてコミックマニアなのか)

追記その2:amazonのseesaa支店では1巻しか扱ってなかったので1巻の売り場にTBしました。…先にTBしていた人がいたので半ば便乗TBしま〜す。
リンク先を読んで、「ああしまった!上巻を読んで下巻が出るまでの間にいろいろ推理するという楽しみもあったんだ!」とちょっと悔しく思った次第です…素で思いつかんかった… orz
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2006年07月24日

高津カリノ「WORKING!!」2巻

WORKING!! 2 (2)WORKING!! 2 (2)
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] WORKING!! 2 (2)
[著者] 高津 カリノ
[種類] コミック
[発売日] 2006-06-24
[出版社] スクウェア・エニックス

>>Seesaa ショッピングで買う


 ようやく仕事も一山越えたっす〜。…というわけで、今日はやや脱力中。ためちゃったコミックレビューでもぽちぽちとやるかなあ。

 …と言う訳で、高津カリノ「WORKING!!」2巻。1巻でちらりと出てきた小鳥遊君のお姉さんズ&妹が登場〜。ああ、なるほど、彼の病的な可愛い物好きは、反動形成だったのね…。
 もうひとりニューキャラ、相馬君が微妙な最強さでいい味出してます。

 んでも、2巻は全体的に井波ちゃんが女の子っぽいかわいらしさでポイント高し。ヘアピン毎日替えちゃうとか、初めてバレンタインチョコを渡してどきどきとか、ほめられて照れちゃうとか、妙に小鳥遊君を意識しちゃうとか、心情的にはとっても可愛い。

 …なのに何故すべからく暴力になってしまうのかは謎だがw

 1巻はサイト版WORKING!!とだいぶキャラクターもノリも違うなあと思ってたけど、2巻を見てると、東田君と小鳥遊君の間に妙に共通性が見えるのは何故なんでしょうか…。

 …とか言いつつ、3巻に続く〜。
 …サイトにある人物紹介、コミックスにもつけてくれないかなあ。
posted by NOIRA at 22:31| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック三昧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする