2008年05月05日

少林少女

 ようやく出歩けるくらい回復。…といっても昼間はだらだらしてましたが、映画を見に行ってきました。タイトルは「少林少女」。柴咲コウのアレです。

 「少林サッカーのテイストに新作風味の味付けをした」という話を漏れ聞いていたので、あのノリを期待していったんだけど、そういう見方をすると裏切られますのでご忠告。映画として面白くないということではないんだけど、少林サッカーに比べてパロディ要素とかコミカルテイストに欠けるかな、と思います。
(でも、香港映画と邦画を比べちゃ駄目だよね、そういう意味じゃ。)

 中国の本場少林寺で修行を終えた主人公・桜沢凛が日本へ帰ってくると祖父の道場は寂れ荒れ果て、門下生もちりぢりに。道場を建て直そうと一人頑張る彼女に、ふとしたことから知り合った(というか、かつての師匠の経営する中華料理屋で働いている)留学生と仲良くなり、彼女に少林拳を教える代わりに、彼女の所属する学校のラクロス部に入部することに…


 …とまあ、そんな感じでお話が進んでいくのですが、主人公の身体能力が高すぎてかえって試合では足を引っ張ってしまうとか、そこを乗り越えてチームのメンバーと徐々にうちとけるとか(2時間枠の映画じゃなければここはじっくり描いてほしかったところだけど、遠巻きに見ていたチームメイトがやがて誘いに来る、というのは台詞に頼らない短時間の描写としては上出来かと)、そういう流れがむしろ自然でいい。
 そして、チームメイトとの友情が成立したからこそ「守るための戦い(さらわれた女の子を救う、というだけじゃなくて)」とか「闇には堕ちない」というような後半の台詞が生きてくるのかな〜と思います。
 そういった「ストーリーに破綻がない」という意味では「少林サッカー」よりもむしろ高評価かなあ。少林サッカーのクライマックスの試合なんて、「絶体絶命の危機からみんなでポージングしただけで本来の実力を取り戻し、流れを変える」という『様式美』以外の説明が不可能な強引過ぎる展開だもんなあ(しかしカンフーモノにはよくあることらしいぞ)。

 しかし敵役中村トオル…じゃなくて学長との戦いの決着…

ありゃなんだーっ!!

やっぱ「愛」ですか?学長の台詞を借りると、
強さ<美しさ<<<越えられない壁<<<母性愛

ですか?…なんかしっくりこなかった…。

 そしてやっぱり「少林サッカー」に比べて面白テイストが不足かなあ。凛ちゃんの動きとか、ボールがはるか場外へすっとんでいくシーンとか、そういうのはけっこう画面に面白さがあったんだけど、「バナナの皮をうっかり踏んでも少林寺拳法を習得していれば大丈夫」的なばかばかしい面白さがもっとほしかったなあ。

 …もっとぶっちゃけていえば、凛ちゃんが学長室(室?塔?)へ乗り込もうとするとき、行く手を阻む学生たちがみんな黒い服を着ていたのを見ていつ敵の棒を奪い取ってぐるんぐるんまわるかと思ってみたり、お店が爆発したあと「アフロ!アフロは!?」とか思ってみたりしたわけです。…ええ、シリアスなシーンだってのは理解していますとも。

 まあそんなわけで、若い女の子が大挙して出る元気なお話、ハッピーエンドの活劇がお好きな方は安心して見てられますのでぜひ。「少林サッカー」を頭から追い出して「少林少女」の世界を堪能することをお勧めいたしますです、はい。
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2007年08月20日

「怪談」

 今日は「怪談」を観てきました。

江戸時代後期。煙草売りの新吉と三味線のお師匠・豊志賀は出会い、恋の炎が燃え上がり、男と女の深い仲におちていく。しかし、その出会いは決して偶然ではなく、実はふたりは、親同士の因果な関係で深く結ばれていたのだった。そして、この一組の男女と、四人の女を巡る運命は、誰もが想像さえできない方向へと進んでいく・・・。


 以上、ユナイテッドシネマ新潟の紹介ページより抜粋。

 えっと、怖いです。以上。ガクブル。

 …とばかりも言ってられないのでもうちょっと感想。新吉の父親が豊志賀の父親を殺したのが因果の始まりで、その後新吉の父も錯乱して妻を殺し死亡、それなのに成長した新吉と豊志賀がめぐり合って恋に落ち、新吉が「甘いマスクの優男(しかも本能的になんか女性に媚びるのが上手い)」であるため嫉妬に狂って(かなりいろいろ端折ってますが)死んでしまい、その後新吉に近づく女性をみんなとり殺していくという…

 ごめん!嫉妬の感情までしか理解不能!!
(もしかして私淡白すぎますか/枯れてますか?)

 「若い女に色目使うなコノヤロー」(まあOK)

 「うちの旦那にいい顔する女はうちに来るなコノヤロー」(…えっと…多少OK…?)

 「あんたが好きなのあんたしか私にはいないのよおおお」(…姐さん…あんた自分の才覚で生計立ててるやんか…)

 「私の死後妻を娶ったらとり殺す」(いやあああああああ怖いいいいい)

 怖いよママン!理解できる感情の向こう側にある、なかなか到達できない境地!日本の怨念話の様式美がここに!
 …えーと冷静に突っ込みを入れると、この手の怨念話は「日本人なら共感できるから怖い」、というか海外ホラーの「自分は何にも関係ないけど通りすがりにゾンビが出たからギャー」みたいなものとは違う共感するが故の怖さだと思ってたんですが、…もしかしてあまり共感できてないですか?それとも「共感できるようでいて紙一重の向こう側の思考」だから怖いのかなあ。

 …そして新吉。何故にそれで次から次へと女をとっかえひっかえ…(いや、そういう話なんだけどさ)
 …というか、無意識なのか意識的なのか知らんがなぜたらしこむかな…

 …というか、途中で宗旨替えして男をたらしこめば悲劇は食い止めらr
(いやあああ!それ感想として腐ってるから!)
(しかし「色男」「優男」が新吉だけでちょっと他はむさくるしいので実際にそういう話だと「さb…げふんげふん)
(そして時代設定上、褌満載だしね!←お前こそ何か取り付いてるよと小一時間)

 演出も「いかにも〜」なものが多く、出るぞ出るぞと思いながら「キター!!!」と出てくる(心霊描写が)ので、ガクガクブルブル楽しめました。わかりやすく怖いの、そしてどろどろした愛憎劇が好きな人はぜひ。

 …そういえば、「かさねがぶち」の場面に出てくるたびに「出るぞ、殺された父親出るぞ、出るぞ〜」と思っていたのに父親の亡霊は出てきませんでした。…因縁あんまり必要ないやん…。

 そして、最後には哀れなむくろになってしまった新吉の首を豊志賀の亡霊が「ずっとずっと一緒よ…」とサロメよろしく抱いていとおしそうに去ってゆくのですが…

 Σ ちょ!

行きずりにとり殺された女たちは放置!?

放置なんですか!


 ちゃんとお久ちゃんとかとり殺す手伝い(?)をしてるのになあ。

 …そして来年の肝試しまでには映画の記憶が薄れてるといいな〜。
うわあああああん怖いよ〜
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2007年08月18日

トランスフォーマー



 そろそろ夏休みも終盤なんですが、だいぶん体が言うことを効かなくなってきました。…だれてる、だれてるよ俺!

 まあ、明日まではだれててもいいことにするけどね!あさっては一応休みを取ってあるけど出勤しようと思ってます…地獄を見そうだ…。

 そんな夏休みのしめくくりに観てきました「トランスフォーマー」!迫り来る未知の機械生命体の恐怖!とかそんな感じの映画かと思ったら、

 メカな皆さんが

あまりにもラブリーで萌え。

一台おいらにください!
…みたいなw

 がっちょんがっちょんトランスフォームする姿は劇場で見ておけ!というか、記憶にあるロボットアニメの変形合体シーンって、合体パーツが出たり入ったりするところがゆっくりじゃないですか(多分構造を見せるような演出になっているから実際の変形合体よりもスローモーションで見せているイメージなんだと思うけど)。あれがしゅばばっと一瞬で変形するシーンが随所にあって、美麗!と思ったりもっと見せろ!と思ったりもったいねー!と思ったり。むしろ録画してコマ送りで楽しみたいと!

 ストーリーのほうは、「もてない歴=おそらくは年齢の車欲しい彼女欲しいインドア青少年が気になる彼女といい感じになるお話」と「イラク前進基地破壊を発端とするアメリカの国防ストーリー」と「宇宙をまたにかける機械生命体の想像を絶する戦いのお話」と「とある冒険家の発見とその副産物による現代テクノロジーのお話」というような4本柱のストーリーが徐々に組み合わされて行きます。
 4つのストーリーが少しずつエピソードを絡めながら物語の収束に向けて加速していく感じは、機械生命体たちがトランスフォームする様にイメージを重ねて作られているような気がします。

 …主役に牽引力がないというか、役者にお金かけなかったんだなーという見方もできなくはないですが。

 オートボット(味方ロボの総称)たちの存在感が役者に消されなくてよかったけどね!
(大文字で言うな)

 そんなわけで、ロボスキー&車スキーはぜ…ひ…

 ああ、「ナイトライダー」お好みの人はもしかしてツボかも。

後日追記。azinoriさんがDVD版見たらしく記事書いてたのでTBなり。
(このストーカーさんめ!)
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2007年06月12日

パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド

ブログに映画に関連する記事を投稿するとオリジナルグッズをプレゼント!詳しくはコチラ


 今日は出張に行って定時上がりだったので、F2さんと映画を見てきました。「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」です。

 事前に調べたら上映時間なんと3時間!大丈夫なのかそんなに長くて…と思っていたんだけど、意外というかなんというか、3時間きっちり飽きずに見ることができました。派手な活劇映像がばんばん続くせいでしょうかね。さすがディズニー。

 ストーリーは1作目と2作目の伏線関係を処理する方向で進んでいきます。東インド会社と海賊たちの抗争劇、エリザベスとウィルの恋愛物語、ウィルの父親奪還のストーリー、不気味な幽霊船フライングダッチマン号の行方…
 ジャック・スパロウが目立ってる割には印象が薄いのは、1作目には彼の設定(不死の呪い)に話が収束していたのに対して、2作目3作目は彼自体にストーリーの牽引を任せるわけにはいかない流れだったからでしょうかねえ…。

 今回は海賊たちと艦隊の海戦がクライマックスの肝。大渦に飲まれながら大砲をうちまくる船、飛び移って白兵戦を展開する乗組員たち、人種も国籍も入り乱れての海賊連合軍と迫力満点ですよ!
 これはぜひ大画面で見ていただきたい。みんな映画館に行こう!

 そんなクライマックスの戦闘の中、ウィルがエリザベスに叫びます。「結婚しよう!」

 …死亡フラグキター!*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!

 …と思ったらホントにその後ウィルが死んじゃうんですが、よく考えたら1作目2作目に死人が山盛り出てるんで、死んでもどうということなかったかも知れな(ry
 というか、死亡フラグもネタとして使ってるとしか思えないぞとw

 そんなわけで、ウェディングドレスは出てこないけれど、船の上で戦闘しながら結婚しちゃうシーンはなかなか面白かった。「誓いのキスを…」べきばき!かきんかきん!「キスを…!」どかばき!みたいなw

 そのほかにも蟹とか触手とかインコとか犬とかサルとか脳内会議とかいろいろ見所満載です(シリアスなシーンが入っていませんよ)。
 ストーリー的には続きはもうなさそうなんですが、3部作の完結編としては上手くまとまってるかなあと思います。
 だって、ウィルとエリザベスの話は多分もう無理だし、ジャックだけだと話の牽引力が薄し…。あ、でも、「子供を巻き込んで10年後の話」にするともう1作くらいいけるかもしれない…かも。
posted by NOIRA at 23:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画見たよ〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月03日

ゲゲゲの鬼太郎

 さ〜て、GWも後半戦突入。今日は映画なぞ見てきました。
「何にする?」
「蟲師かなあ」
(映画館サイトへ)
「…あれ、終わってる」
「んじゃゲゲゲ?」
「ハンニバルライジング?」
「スパイダーマンまだだったよね〜…」
「ヒゲ(パイレーツ・オブ・カリビアンのこと)もまだだし」
結局、風邪であんまり元気がないので、深く考えないでも見れそうな「ゲゲゲの鬼太郎」を見に行くことにしました。

 …映画館に行って気がついた。「スパイダーマン3」はじまってるじゃん!時間が全然合わないよ〜。
 この連休中にもう1本見に行くとしたらスパイダーで決まりかな(とはいうものの、2を見そびれている事実)。

 さて、鬼太郎。「赤影」を見て以来邦画(かつ漫画原作)にはほんのり不安が付きまとうようになってしまったのですが、どんなもんでしょうか…お、始まる。ケータイ切らなきゃ。

 …すげえやマイカル!いつものルーニー・テューンズのアニメに代わって、目玉パパが鑑賞マナーの悪い妖怪たちを一喝!そうだね!ケータイで話しながら映画見ちゃ駄目だよね!映画館で走り回っちゃ迷惑だよね!
 でもケータイはともかく、映画館で走り回る人間をおいらはみたことないよ、目玉パパ…

 次は予告編〜。香取西遊記映画になるの?それから、電王にゲキレンジャーで電ゲキムービー…、ふんふん。ピアノの森もいい感じのアニメになりそうな予感。鬼太郎が基本子供向けってことでしょうか、お子様お楽しみ系の映画の予告編がいくつか流れていきます。

 …そこで疑問なんですが、どーして邦画の予告編は短いの?やっぱ予s(ry

 本編は予想以上に面白かったです〜(でも想定が赤影じゃひどすぎか?)。ストーリーは単純だけど、おなじみの妖怪たちが違和感なく動いてるよ!すげえ!

 そして豪華なキャスト!ネズミ男の違和感ゼロ!間寛平子泣き爺ぴったり!西田敏行を顔だけしか使ってねえ!ろくろ首女、誰かと思ったらフェアチャのボーカルじゃん!
 …しかしウェンツ鬼太郎はヴィジュアルすぎないかと小一時間(ry
 かといって、いかにも「昔ながらの日本男児です」という容貌の人(誰?)をつれてきても鬼太郎としては違和感出るんだけどさ…。むしろ「妖怪大戦争」(超うろおぼえ)に出てきた西洋系の妖怪の方がはまりだと思うんですけどもどうよ。
 あ、でも一瞬だけ出てきたハゲに魅了された私もいるわけですが。
 そうそう、動物スキーの私としては、これだけは文字を大にしておきたい。子狐萌え!

 人間側のキャストは、健太少年がもうちょっと表情豊かに頑張って欲しかったなり。お父さんと再会して泣くシーンは頑張ったと思うけど、ちょっと棒読み気味〜。

 お父さんは、「リストラされてそれを家族に言い出せず、ふと魔が差して盗みを働いてしまう」という「弱いお父さん」の役どころ。ちょっと前に見た映画版「ウルトラマン」での「子どものために仕事を犠牲にして、でも地球も守っちゃう」お父さん像となんか印象として対照的。主人公と脇役の差もあるんだろうけど、でもこういう弱くて疲れ果てているお父さんも、子どもたちのことを愛して心配してるんだよ、というメッセージは伝わってきたかな(映画の主軸じゃないけど)。没落した日本のお父さんたち、お子様にこの映画見せてちょっと復権してください(なんてことは自分がお父さんじゃないから無責任に言えるんだろうなあ)。
追記扱いでCAROL語録。
posted by NOIRA at 23:04| Comment(10) | TrackBack(0) | 映画見たよ〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月15日

サンシャイン2057

 昨日は旦那と映画を見てきました〜。

「…何観る?」
「オダギリ蟲師は?」
「いや、それより鬼太郎で」
「ウェンツゲゲゲ?」
「というよりも大ネズミ男」

…で、何故か「サンシャイン2057を観ることに(謎)w

 以下、ワーナーマイカルによるストーリー概要を引用。
 
2057年。太陽の消滅が目前に迫り、地球は滅亡の危機に瀕していた。最後の希望は宇宙船・イカロス2号に搭乗した8人のクルーたち。彼らは太陽に核兵器を打ち込むことでその再生を行うという、極限の任務を任されていた。順調に航行を続けるイカロス2号だったが、そこに突然遭難信号が送られてくる。送信元はかつて同じミッションに失敗したイカロス1号。8人は協議の末、イカロス1号とのランデブーを試みようとするが…。


 えーと、のっけから「何であと50年という設定なわけ?」という疑問で頭がいっぱいになります。あと50億年は猶予あるだろ!
 …が、まあそこはそれ、

宇宙的規模の天変地異

でも起きたということで脳内補完して物語を楽しむことにしましょう。7年前にも同じような作戦を立てて地球を飛び立ったイカロス1号は謎の任務失敗に終わり、地球上に残った核燃料をすべて投入して背水の陣でイカロス2号&8名のスタッフが太陽を目指します。スタッフは各国、各分野(物理学から心理学まで)の専門家が集められ、何年もの月日をかけて太陽へ。冷えた太陽の中で核爆発を起こすことにより、太陽の中で連鎖的に核融合が起こってまた太陽が活性化するという…

 …高速増殖炉の原理ですね?

 …しかしそもそも冷えた太陽には核燃料となるべきものが残っているのか、その設定だけでは疑m(ry

 …ああ、いやいや、そうじゃなくて、

宇宙的規模の天変地異

によって、あと50億年分の核燃料を残したまま、太陽が謎の低温期に突入したってことですね?そういう風に脳内補完をすると。

 そして、水星が程近くなって、イカロス2号は謎の信号をキャッチ。どうやら先だって(といっても何年も前)任務に失敗したイカロス1号からの救難信号らしい…。
 ここで「イカロス1号の位置まで針路変更して向かう意味」に関してスタッフの間で議論があるんだけど、多数決型民主主義をその専門性で排除する、というあり方はなかなか新鮮かつ論理的。多数決って気持ち的には楽だけど、クリティカルシンキングにはほど遠い結論が時々(というよりかなりの頻度で)発生するよね。地球の命運を背負うスタッフとしてここは見所と思います。
 …ただし、選択の結果、なかなかすごいことになるわけですが。

 イカロス1号は航行中枢だけが破壊された状態で、クルーは太陽光を浴びることのできる部屋で(多分直射日光をじゅっと浴びて)全滅状態。調べてみると1号の船長が残した謎のメッセージが。
 そして、その後1号と2号のドッキングが妨害されたのをはじめとして、再び太陽に向かった2号の内部で起きる数々のトラブル…

 …待って〜、ここまできてそのホラー仕立てはやめて〜(泣)。あの人ほんとに生きてたんですか!?

 結局、イカロス1号の失敗は、科学的物理的エラーじゃなくて超特大ヒューマンエラーだった…というオチなんですが、これってかなりの確率で有神論者を敵に回す結論じゃないのか?と思ってみたり。
 まあ、人間原理よりも人間存在そのものがまずは必須、「神」の存在は人間存在を拠って立たせるものなの…かも。

 無神論の人たちは安心してご覧ください。

 あ、あと、真田浩之スキーは見に行け。時代がどこでもサムライしてる感がなかなかいい(前半でリタイアするけどね)。

PS:azinoriさんのところでこのDVD版を見たらしい記事があったのでTB。確かに「何がしたいんだかわけがわからん」というのは言いえて妙だ…。
posted by NOIRA at 17:25| Comment(10) | TrackBack(1) | 映画見たよ〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月25日

「ジョジョの奇妙な冒険・ファントムブラッド」

 昨日今日と、うちでお泊りオフ会をしておりました。

 1週間前に告知出して「誰も来ないかも…あ、まあ一人くらい暇人がいたら遊んでもらおう。ごはんくらい誰か付き合ってくれるでしょ」とか思っていたんだけど、

総勢7人!(バン!)

市内だけじゃなくて、中越からも!(ババアン!)

県境越えて千葉から2人も!!!(バババアアアアアン!!!!)

 …すげえやみんな!愛してるよ!(愛情大安売り)

 でもオフ会の詳細は別に記事を書くので割愛(え〜)w

 んで、オフ会の目玉の一つがこの「ジョジョの奇妙な冒険・ファントムブラッド」ですw

 みんなで騒いだ後、レイトショーにて鑑賞。当初は「どろろ」をめあてにしていたらしい小三太夫さんまでつきあってくれました。感謝感謝。

 「ジョジョの奇妙な冒険」の第1部は連載中に読んでいたのでまあ大体わかっているのですが(ああ年がばれる発言!)、ストーリーをもう少しシンプルにしてジョジョとディオの関係にしぼって描くような構成になっているとのことなので、大分ストーリーラインがはっきりするかなあと思って見にいきました。

 波紋効果、すっげえ綺麗!これだけでごはんいけます!

 ジョジョが原作どおり紳士だ〜。でも前半と後半で顔が別人だ〜。
(後半なんだかケンシロウだ〜w)

 キスシーンに不満!「ズキュウウウウウウン」はどこっ?「そこにしびれるあこがれるう」はどこっ?
 えーと、主人公ジョジョとヒロインエリナのキスシーンはないくせに、ディオとエリナのキスシーンがカメラ回りこみ3回転は多いんじゃないかと。3回転する間に「ズキュウウウウウウン」と「そこにしびれるあこがれるう」を入れてくれれば文句なかったのに!

 スピードワゴンがいない…(知ってたけどさ…)。

 ラストシーン何ですかあれはっ!腐女子獲得作戦!?

 …原作が好きなだけに(特に1部〜2部は好きだ!)、細かいところで不足が気になります!…でも概ね期待通りの映画かな。
 3部DVDも…観たいような…。

 えーと、今日はダイス振りをしたんですが、みんなもろに影響が出ておりました…w
「さようなら…ジョジョ」とか「無駄無駄無駄あ!」とか「貧弱、貧弱ゥ!」とか連発w
「ウリィィィィィィ」の練習をしたりなんかしてw
 楽しかったって事ですね。原作見てない人は見ておくようにw
posted by NOIRA at 23:21| Comment(3) | TrackBack(0) | 映画見たよ〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月16日

パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト

 夏季休暇も今日がラス日。暇のあるうちに〜というわけで、今日はF2さんと映画に行ってまいりました。

ヒゲ萌え映画ですよ!

 …というわけで、「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」です〜。

 前回ハッピーエンドを迎えたウィル=ターナーとエリザベス=スワンの結婚式ももうすぐ。…と思っていたら、ジャック=スパロウの逃亡幇助の罪で2人とも死刑、という告知が下る。
 エリザベスの命を救うため、ジャックとの交渉役を引き受けるウィル、危険な任務に赴いたウィルを救うため脱獄した上密航してウィルを追うエリザベス、契約によりジャックの魂を回収しようと、フライング・ダッチマン号で襲い来る『深海の悪霊』ディヴィ=ジョーンズ、世界に進出しつつある東インド会社の勢力…と、いろんな思惑が入り乱れての冒険また冒険。

 …でもぶっちゃけ話が終わってないやん!

 1ヶ月先に次回作公開とかならともかく、来年の5月末までお預けはつらいっす。

 …まあ、ストーリーを忘れ果ててても大丈夫そうな映画だけどなw

 ともあれ、映画館では静かに見ないといけないので、感想というよりは叫びたかったことだけ列挙しておきます〜。

・ヒゲ萌え!
・いやんなにそれ〜!目玉ヒゲ!
・ルリコンゴウ萌え!というかもっとしゃべって!
・オーランド=ブルーム、背中のラインにより評価アップ!
・てか私がぶってあげます!鞭で!
・鞭打たれたときの悶え顔はもう少し頑張っていただきたい(腐れ発言)。
・クラーケンに襲われる船を見ていたら寿司屋に行きたくなったのは秘密w
・巨大な吸盤を見ていたらパインの缶詰が食べたくなったのも秘密w
・ウィル=ターナーは前作より頑張っていた。彼女を救うために積極的に動き、臆することなく戦いの中に身を投じ…
・でもエリザベスのほうが数段男前に見えてしまう不思議w
・M:I:3のトム=クルーズは『走りまくり』だったが、今回の映画は『転がりまくり』という印象が。何故あんなに都合よく転がる物体があるのか大航海時代(いや、多分時代関係ない)w
・船長船長、私のためにパイプオルガン弾いてくださいよそのすばらしいテクニックで。…てかあれもヒゲ?

・ところで前作の不死身設定は生きてるの?
・犬神様かよ!


 頭を使わない活劇スキーにお勧め。私の叫びをぜひ劇場で確認していただければ本望でございますよ。ほほほ。

追記:スーパーマンリターンズの予告編見た。クリストファー・リーブがあまりにもイメージ完璧なんで敬遠してたけど、見てもいいなあとちょっと思う。…しかし、アメリカンヒーローのコスって、筋肉のライン丸見えで嬉しいよね…(本日腐れ発言垂れ流しモード)v
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2006年08月13日

M:I:3

 世間様はお盆だというのに、だらだらお休みを満喫中のおいら。今日はトム・クルーズのミッション・インポシブル3を見てきましたよ。

 ええっと、この夏の一押し洋画のようなので、ストーリーはワーナーマイカルの映画紹介より引用。

ベルリン、ローマ、上海を舞台に、トム・クルーズが激しいアクションを演じたシリーズ第3弾!

スパイを引退したイーサン・ハントは教官となり、婚約者のジュリアと幸せな日々を過ごしていた。しかし教え子リンジーの危機を知らされた彼は、現場に復帰。リンジーの救出作戦に参加するが、彼女は頭に仕掛けられた爆弾で死んでしまう。その後、一連の事件の裏に闇商人オーウェン・デイヴィアンがいることを知ったイーサンのチームは、デイヴィアンを秘密裏に確保すべく、一路バチカンへと向かうのだった…。


 冒頭でいきなり奥さんが殺されちゃうっぽい演出にどきどき。なんでこーなったの?と思わせておいて話はイーサンの結婚と教え子の救出作戦へと巻き戻り、ことの次第が明らかになってゆく…

 とにかく忙しい映画。舞台はアメリカの結婚パーティから、ベルリン郊外の工場、またアメリカに戻ってきたかと思うとバチカンへ飛び、その数日後には上海へ。スパイ稼業は楽じゃないなあ。
 アクションまたアクションで、考えずに見ることができる映画…

 …っていうか、考える暇をくれよ!

 考えずに見ても大筋はわかるんだけど、ちゃんと背景に大人の事情(大国の事情というべきか)が絡んできているし、何も知らない一般人の奥さんがちゃんと職業上活躍してるし、敵味方のテクノロジー合戦みたいなものが垣間見えるしで考える暇がもうちょっとあるとどんでん返しで裏切られた感とかその辺がもっと利いてくるかなあ、とか思いましたですよ。

 …しかしトム・クルーズ、全編走りまくりの印象がw
 敵基地を走り、車道を車よけながら走り、バチカンのカタコンベを走り、機密を抱えてビルの中を走り、上海の迷路のような街中を走り、あまつさえ屋根の上を走る。…カリ城のルパンですか?

 そして奥さん。何も知らないがゆえにイーサンの身を案じ、秘密をもたれていることに悲しみ、それでも彼を信じ…とその辺はまあヒロインとして正しいとして、銃弾の装填の仕方も始めて聞いたような顔をしていて即座に2人も倒しちゃうって…ああ、えーと、これも正しいヒロインのあり方か…な…。

 え〜、そういうわけで、アクションスキー、頭使わずに見るのスキーな人たちにおすすめ。…しかし、肩の力は入りっぱなしなので要注意、なのだ。

PS:余談ですが、上海でワンカットだけ出てきたかごの鳥、なに〜?ニシキスズメの亜種かソウシチョウの亜種かなあと思うわけですが。詳しい人いたらコメント求む(いや、この映画はそこが見所じゃないから)。
posted by NOIRA at 23:59| Comment(11) | TrackBack(1) | 映画見たよ〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月26日

映画版「ブレイブ・ストーリー」

 今日は仕事の後でF2さんと映画館に行ってきました。見に行ったのは「ブレイブ・ストーリー」。

 車で劇場に向かいながら、「原作読んだ人とかアニメファンの間では否定的意見が多いんだって〜」とかいう話を聞きましたが…ああ、なんかそれってわかるような。あの分厚い原作の、どこをどう削れば2時間前後の話になるのか、その辺は不安。原作通りにしようとするなら削っていいエピソード
などないし、エピソードを削らずに短くしようとするならひとつひとつが薄いモノになるし、といったところ。

 観賞後の感想としては、そんなに否定するほどでもないかなあ、と言う感じでしょうか。現実の物語を潔く「父が出ていって、母が倒れた」とそれだけがわかるようにシンプルなモノにして、ヴィジョンでの旅をメインに据えた事、現実とヴィジョンの写し鏡的な構造がなくなった(または描写されなかっただけか?)こと、ミツルの過去が伝聞から来る不確定情報ではなく、ほぼ確定的な情報として終盤に提示されること、あたりがストーリーの構造上の大きな変更点。
 その関係で、ワタルは原作の勇者らしからぬ屁理屈屋的なところが抜けて脳天気勇者の卵風(というか、哀しみを抱えつつも主人公的なパーソナリティ)、ミツルは原作よりも表情豊かなイメージになってるかな。

 現実でのワタルの葛藤(友人関係からくる数々の自己嫌悪とか、ワタルなりに父を呼び戻そうとする試みとか、母の精神的な不安定さをかいま見ちゃうところとか)がすっぽり抜けてしまった分、ワタルがヴィジョンに旅立つ心情としては「運命を変えたいという渇望」よりも「誰か何とかしてほしいパニック」的な要素が強く感じられる。まあ、主人公としては「可愛いタイプ」になってるので、キ・キーマはじめヴィジョンの皆様に好意的に迎えられがちなのはより納得できるかな。

 また、映像としてのキャラクターの表情がすごい豊かで、ワタルにしろミツルにしろ微妙な気持ちが良く出ていたと思う。
 映像といえば、魔法的な表現とか、魔族の大編隊とか、タワーが崩れていく時の剣の変化とか、その辺は素直に感動する出来。

 難を言えば、ワタルのヴィジョンでの冒険のエピソードが簡単に成功しすぎる…というか、宝玉がさくさく集まり気味なのがちょっと残念。描写するには時間が足りないのはわかってるんだけど、本当は丁寧にやってほしいところだよなあ…。

 …てか、テレビシリーズにしたら最低2クールはいるだろうし、ヴィジョンにいくまでに現実で3話くらいは必要なところを端折ってると思えば、仕方のないところなのかも。

 現実とヴィジョンがシンクロしているところをカットしたのはどう評価したらいいのかなあ…。
 そこでワタルに課せられる試練とか(湖の畔の夫婦のエピソードみたいに)、ワタルの内面での気づきとかキ・キーマやミーナへの想いみたいなものがカットされたのは残念だったとも思うし、現実とヴィジョンのリンクが切れているからこそ、最後に自分自身の願いを捨ててまでヴィジョンを救う事を願うに至るワタルの成長ぶりがみごととも言える訳で。

 原作とアニメどっちがいいかと言われたら、私は考えさせられる内容が豊富な原作を選ぶだろうけれど、原作を変えたがゆえに生まれた魅力も明らかにある、ということだけは主張できそう。

 …海外での興業も狙っているとすれば、是非頑張って欲しいなあ。日本のアニメ映画、というだけじゃなくて、原作も海外進出してくれれば嬉しい限りです〜。
 
posted by NOIRA at 23:55| Comment(6) | TrackBack(0) | 映画見たよ〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする